淵を散歩

例によって妙な偶然があった、ときどきあるこの偶然というか関連と
いうのだろうかヘンな巡りあわせ、今回はちょっと見過ごせないもの
だと感じるので忘れないうちに書いておく。

昨日ブログを書き夕方から人と会う約束があったので、JR王子駅
向かった。王子駅のロータリー側の先にあるセブンイレブンでの待ち
合わせであった。駅を降りてその方向へ向かおうとしたが私の出てきた
改札口からだと道を渡れず、歩道橋を渡って道を渡ることになる。
以前このブログでも書いた覚えがあるが、ささみが「王子」と「玉子」
を読み間違えたあの歩道橋である。そんな懐かしさを空想しながら歩い
ていたせいだろうか?それとも歩道橋のような高い場所から下を歩く人
の群れを見る風景が久しぶりだったかろうか?どちらともだったかもし
れないが、私は歩道橋の下り階段で足を踏み外し転びそうになった。
その瞬間だった、普通なら「あっ!」とか「やばい」とか、身の危険を
感じるものだ。ところがその時のその瞬間は「嬉しい!」に近い感覚だ
ったのだ、なんと表現すればいいのか、「これで楽になれる」みたいな
吸い込まれるような妙な感覚だったのだ。
王子で待ち合わせた社長にもその話をしてみたが理解はしてないようだ
った。当たり前である、通常の健康体である人に話しても意味が分かる
わけもない。だけど私は自分で喋りながら背筋が寒い思いだった。
あの感覚というのはきっと自殺者が決行してしまうときの感覚だと思う
からだ。飛び降りや電車への飛び込み、何故あんな事ができるのかやっと
私もその理由が理解できたのだった。
私は自分が思っているよりも深刻な状態なのかもしれない。
もう回復したと思っているが、実はまだ死の淵を散歩しているのかも?
と、気をつけようと思っている。
それで早速昨日のブログにこの事を追加で書き足そうと思ってPCを開き
昨日のブログのページへ進んだ。昨日書き込んだ記事は「神戸みゆき大調査」
なるものが〜である。そこで私は気付くのである、「あれ?ブログの一番下
の宣伝みたいな部分に神戸みゆきってあるじゃないか、この人けっこう有名
人なのかな?」って。だからその神戸みゆきをクリックしてみたんだ。
そうしたらどうだ!その人は芸能人でセーラームーンの三代目も演じた
こともある人じゃないか!知らなかったがけっこう有名な人なんだと思い、
さらにその人の詳細を追っていくと・・・なんとその人はもうこの世の人
ではないことが判明した!!
妙な偶然とはこのことである。
歩道橋でヘンな感覚を実感したその日、偶然にも私はブログに死者の記事
を知らずに書いていたのだ。
神霊家に言わせれば、きっと「死界からの手招き」ってことになるのだろうが
私は単なる妙な偶然だと思っている。
私は時々こんな偶然が身の回りに起こる、今回は警告と受け止めて慎重に
やろうとは思っているが、私にはもう時間がないそんな悠長に構えているだけ
の余裕はないのだ。ゆっくり構えるべきか、焦るべきか?
わりと重大な問題だ。

151632(61) H21 11月25日 PM12時40分