TENGA

幕張メッセ国際展示場で開催されている、「アダルトトレンジャーエキ
スポ2007」という催しに招待されたので行ってきた。
毎年の秋、ビッグサイトで開催されるものは、AVメーカーが主流だが
今日の催しは、アダルトグッズ屋さんなどが多かった。
その中のブースの一つに「TENGA」を展示している店があった。
TENGAとは男性用オナニー道具で、200万個という販売実績を誇る
近年稀にみるヒット商品である。たまたま私の友人が、TENGAを開発
した社長さんと知り合いらしく、その友人からも商品の事は聞いていた
が実物を見るのは私も初めてだった。オナニー好きの私は、一度は試し
てみたいと思っていた商品だ、さっそく店の人にあれこれと聞いてみた。
形状は、すし屋の湯飲み茶碗くらいで、内部に女性器内部を模したよう
なイボイボが内蔵されており、ご丁寧にローションまで注入されている。
指を挿入して触ってみたが、なかなかの逸品だ。そして衛生面を考え、
使い捨て商品とはしているが、洗って再利用するのは各人の自由であり
、まったく感度その他に問題はないそうである。惜しむべくは、どの玩
具にも共通する「温もりのなさ」である。本物のマンコは温かいから、
入れた瞬間に安心というか、より強い性欲みたいなものを感じるのでは
ないだろうか?そこで私は「温められる装置があれば、もっと売れるだ
ろうね」と、店員にいうと。店員は別の商品に、そういうものがあると
言っていた、そして8月末にも改良型のTENGAが発売されるとも言ってい
た。私は心の中で、「そういう事じゃないんだよなー、この商品が温め
られればいいなと言ってるんだよ」と思ったが、どうやら言葉の意味を
理解しにくい人のようだったので、何も言わなかった。そのとき思った
が再利用できるなら、初めから温めたローションを注入して使用すれば
いいのだと。
私は‘馬鹿の一つ覚え’というのが嫌いだ、TENGAに限らず女性用バ
イブにしても、改良すべき点はまだまだある。今流行の電マにしても、
あれは人によっては痛いだけ、キツイ、との声もある。いやむしろ、そ
っちの声の方が多くて、どちらかと言えば拷問道具としての要素が強い。
それよりも、女性の膣内にはスポットが3箇所あるんだから、クリトリ
スを含めた4箇所を同時に刺激するような、指のような動きをする道具
を開発したら爆発的に売れるのでは?と思ってしまう。それに、おざな
りになっている胸を刺激するような道具の開発にも力を入れるべきだ。
もっと言えば男性用オナニー道具も、TENGAがヒット商品になるくら
いなら、亀頭、キンタマ、ケツ穴、を同時に刺激するような玩具があれ
ば、これは間違いなくヒットするだろう。私が特許申請しちゃおうか
な?何年か後には金持ちになってたりしてね(笑)その開発した商品を
使って、可愛いジャニーズ系の少年をイカしまくるホモビデオなんて制
作したら、これまた大当たりして大金持ちになれるかも。少なくとも
、いま私が制作しているようなモノよりは成績がいいと思う。鬼畜みた
いな分野って、それを必要とするユーザーの絶対数が元々少ないからね。
本当は私だって、みんなが羨むような楽しい気持ちいい作品を作りたい
んだ。
まぁそれは、今後のお楽しみと言う事にして。取り合えずはTENGA
の使い心地を試すのもいいだろう。種類は10以上あるが、大まかに3
段階に分かれている。白はソフト、赤はスタンダード、黒はハード。
さしづめ私は黒でないとダメだろう、温かいローションを注入してやっ
てみよう、ひょっとしたら私の不感症も治るかもしれない。

60529(324)  27日  PM9時25分