いい場面で目覚めて

今日はいい天気だった(そうだ)
昨日、遅くに就寝した私は昼過ぎまで寝ていた。ジュンが来てからと
いうものの、すっかり不眠症も治ってしまい最近では睡眠薬を服用する
ことも殆どないが逆に眠くて毎日ボーとしている。
鬱っぽい感じでもあるが、眠くなるのでちょっと違うのだろう。いつか
フィリピンクラブで言われた「怠け者」的症状で毎日を過ごしている。
よく眠れるので夢もよくみる、私は一日に3回ぐらい違う夢をみる。
けっこう鮮明に夢を覚えている方で、別の日に前の夢の続きをみる事も
多い。多くみる夢は危険な夢か、優越感にひたる夢。
夢をみるのが好きで、夢をコントロールして自分の好きな展開に夢
をみるという事もよくやっていた。どういう事かといえば よく夢の中
で、「これは夢だ」と分かる時があり、自分は夢の中で思いを達するの
である。だから若いときは夢の中で、よく女を犯したものだ。
今ではSEXが仕事になっているので、そういう夢はあまりみないよう
にしている、若い自分が昔喋れなかった好きな子と楽しく会話したりし
て目覚める時は懐かしい気持ちで目覚めるパターンが多い。
時々は危険な夢もみるが、もう逢えない懐かしい時代の人達と失われた
時を夢の中で過ごすからだ。
今日もいい夢をみていて、これからいい場面だという時 電話の音で起
こされてしまった。普通なら「残念、チクショー」と思うところだろ
うが、私は「やっぱりそうなのかなー」と思ってしまう。何が「やっ
ぱり」かといえば、人間には予知能力があるのではないか?という事。
電話が鳴る、つまり自分に何かが起こるという予知を睡眠時に人間はし
ているのではないだろうか?それが夢の中で期待や恐怖といった感情に
なって現れているのではないだろうか?そうでなくては、ちょうどいい
場面で何々〜といった 連続ドラマの続きみたいな絶妙な夢の終わり方
が多すぎるのを、どう説明できるのだろうか。それとも目覚めた瞬間に
記憶が逆転するとでもいうのだろうか?
もし夢の仕組みがもっと研究されて自在に夢をみる事が可能になったと
すれば・・・現実世界で苦しむ人々は、こぞって夢の世界で生きる方を
選ぶだろう、そんな夢のような商売があったら大繁盛だ。
まあこんな夢物語を考えるのは、私が怠け者だからだろうか。
929(148)            6月1日 AM0時30分