私の知らない君へ

「あなたは神を信じますか?」と、声高らかに宣伝しているが・・・
どうやったら信じられるのか教えて欲しいものだ。
エホバの証人創価学会天理教真如苑、それなりに入信してやって
みたが、いずれも金集めの集団でしかなかった。
天罰、地獄の業火のような事柄は実際にあったけど、神による祝福、功
徳みたいなものは何もなかった。あったとしても人間の繋がりの中であ
った事だし神とはまるで無関係だった。
古来より宗教心なるものは、境遇に恵まれぬ者に強い傾向があるが、境
遇に恵まれた者は権力の象徴として、また己の命のために願掛けなどを
している。始皇帝兵馬俑やピラミッドは、その最たるものだ。
つまり、幾ら権力があろうとも金があろうとも あればあるだけ生への
執着が増し凡人以上に死を恐れるわけだ。そういった意味では環境に恵
まれた者ほど、恵まれていないという事になる。
人は皆、死という未知の体験に恐れ生きていると思うだろうか?
どうせ最期は皆死ぬのだから、早く死んだ方が早く楽になれるか?
究極は無であると言った人がいるが、本当にそうなのだろうか?
人間は欲張りだから、やりたい事が残されていると思うのだろうか?
いずれも違うと私は思う。
人は満足すれば死など恐れない、ここで何が満足なのかが重要なのだが
財産、経験、健康だと勘違いしている人は多くないだろうか?
人の満足度は、それぞれだろうが 私の場合は、この世に生まれてきた
事と、今まで生きてこられた事だ。そして神がいるというならば、どう
か親をずっと生かしておいて欲しいという事だ。結婚していた時は子供
に対してそう思っていた。
人間は歳をとると、いろいろな欲が段々となくなってくるものだ。やは
り自然とは、良く出来ていると思う。
心の満足を感じさせる商売・・・これからのビジネスはそれだと思うん
だな、何かいいアイデアはないかと考えていたら、このような日記にな
ってしまった。
この日記を何十年か何百年先に読む者があれば、その者に言おう。
お前が生まれてきた事に感謝しろ、生きている事に感謝し、満足しろ、
そうすれば死など怖くはない。

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