童心

PM1時に、ささみが来る予定になっていたのに30分過ぎても連絡も
ない 電話もルスTEL 仕方なくメールを送ってみた
「今日は来ないの?」すると直ぐに返信「ごめんなさい行けなくなっちゃ
った、自分で誘っといて。不安定になっているから落ち着いたら会おう。」
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ささみはいつもこうである。しかも「落ち着いたら会おう」なんて。
こんな返信文章も、あいつはきっとあいつなりに考えた文章なのだろう、
それを考えるとささみのお馬鹿さんぶりが可愛い、この馬鹿っぷりが私には
たまらなく愛しいのだ。
私は返信しておいた「そうか、お大事に。無理をするなよ いつまでも応援
してるからね。」
ささみは純心無垢ではあるが、ちょっと頭が足りない。学力では小学生なみ
である、だが彼女は一生懸命に生きようと なんとか迷惑をかけない様にと
自分自身に負担をかけるので時々テンパッてしまう。そのもどかしさに彼女
は悩むのだ。今はまだ彼女は若いから裸の仕事であればどんな仕事でもやれ
るだろうが、歳をとればそうもいかなくなる。それを思うと哀れである。
だから彼女は今のうちに一生続けられる仕事を探すべきなのだ、今度ささみ
と会ったら もう一度その事を話してやろうと思うが理解してくれるか疑問
である。
私の限られた人間関係の中で、ささみは私に大きな影響を与えてくれた。だ
から私は彼女を一生応援するつもりである、彼女の負担とならないよう、ゆ
っくりと長い目で彼女の成長を見守ってゆきたい。私と出会った時は20万
という金も手にした事のない子だったし騙されている事にさえ気付かぬ子だ
ったが、今では自分の意見や、やりたい事も意思表示出来るようになった。
来年はどのくらい成長するか楽しみだ、ささみは彼女でもないし子供でもな
いが それ以上に愛情を注ぎたくなる。あいつの人徳なのだろう、私は家族
も同然にささみが心配だし愛しい。
この気持ちが「彼女にとっておせっかいでなければいい」と願う。