AV制作の悩み

晴天、穏やかな日だ
そろそろ7月作品の構想を練らないといけない。
私の世話になっている会社はビデ倫(ビデオ倫理審査会)の
審査を受けてその審査に合格して作品を出荷している。
どのメーカーもどこかの審査団体の審査を受けており、どの
審査団体の審査も受けていない作品は自主規制か裏ビデオだ。

審査団体によって違うのだろうが、作品を制作する場合、約
三ヶ月前から進行する、そうしないとデザイン、宣伝、出荷
などが間に合わなくなるのだ。
ここで何が問題かというと、ユーザーが新作と思っている物
が実は三ヶ月も前に撮影した物とゆうこと、制作者サイドか
らみれば、三ヶ月先を想定した作品作りとなる、どういうこ
とかといえば、季節感(服装、持ち物)のズレは勿論のこと
イムリーな話題に沿った作品などできるはずもない。
この温度差はこの業界の致命傷であろう、週刊誌 TVニュ

  • スがリアルタイムであるのに対しAVは所詮ヤラセではな

いかと思われるからだ、当然ヤラセものが大半を占めるが、
中には本物もあるからだ。

特に私の作品はスカウトマンが連れた来たり、知り合いの
AV事務所や、風俗店に頼まれて女の講習をするガチンコ作
なので、実際にスカウトマンや依頼者が来ない月もある、今
のところ撮り貯めしている分から編集しているのだが、いず
れそれも尽きるだろう  苦肉の策として、打ち合わせをし
たヤラセモデルを使おうかとも思うが、それでは他の作品と
同じになってしまう、そこで考えたのが
「この中の何人かヤラセモデルがいます、何人でしょう」
みたいなかんじの作品なのだが、どうだろう?
モデルが演技でもいいから役者になりきってくれればいいが
勘のワルいモデルだと困った作品となるだろう。
世間では40歳以上の熟女をテーマにした作品が売れている
そうだが、私の事務所にスカウトマンが40歳以上の女性を
連れてくるわけないし・・
熟女専門の募集でもしようかとも思うがどうなることか。
私は礼儀知らずのションベン娘に且を入れたくて撮影をして
いたのだが大人の女は、けっこう礼儀をわきまえているから
今までとは違った作風になってしまうだろう。