スカウトマン

私の元には常時スカウトマンや知り合いの業者から電話がある
AVに出れそうな女がいるけど どうですか紹介しましょうか?と
いった内容である、勿論ただではない。私がじゃあその女を買いま
しょうと応えると1時間もしないうちに連れてくる。
私は面接形式でハメ撮りを撮っているので、何も知らないシロウト
が一番いい。  中にはスカウトマンに騙されて来る子もいて
そんな子と話をすると内心可愛そうになったりする。
私の場合 面接もほどほどにして、すぐに撮影にはいる、そして
撮影が始まったら絶対に中断をしない、だからこそドキュメントと
して価値のある作品が撮れるのだ。
私が鬼畜監督呼ばわりされるのはそれが所以なのだ。

私は女性は生まれながらの役者だと思っている、そしてその度胸に
敬服する。
私の撮影で、いい思い出をつくった子もいれば、泣き出す子もいる。
だが全ての女達が見事、初撮りにチャレンジしていった。
これからも私は撮影をしてゆくだろう、それは私にとっても挑戦だ。

スカウトマンに騙されて来た女の子の おもしろい話を一つ書く

年は19歳 千葉県出身 コンビにでバイト
たまたま池袋に遊びに来ていてスカウトマンに声をかけられ
私の事務所へ連れてこられた。
(スカウトマンは紹介料を受け取るとすぐに帰る)
彼女を仮にA子としよう A子はスカウトマンにどの様に声を掛け
られたか聞いてみたら
タイタニックみたいな映画に出てみませんか と言われたそうだ
AVとタイタニックじゃ、かけ離れてるじゃないかと私は思ったが、
そんな事おくびにも出さず私はこう口説いた
あの有名なタイタニックにもラブシーンがあるだろう、ウチはその
延長線だから、A子お前は若いんだから今のうちにやっとかないと
やりたくてもできない年なんてすぐだよ  と、口説いた。

A子はタイタニックの話を笑いながら聞いて撮影を承諾した。