幸せを感じる為にはー3

幸福を感じる為にはー3

もう故人だがある業界に大金持ちがいた。
そのカリスマ的な人と縁があり私も時々会ってたんだ。

その人は世間でも著名な有名人とも多くの交流があり、いつ伺っても「さっきまで電話で◯◯と話をしてた」「今度△△と会うが」なんてさらりと言って私を驚かせた。
その◯◯や△△はメディア音痴の私でも名前を知ってる有名人なんだから!

故人カリスマは別に自慢しようとしてるのではなく、普段の生活の中での付き合いの一端として出てくる話だから更に私は驚くわけだ。
そんなものはカリスマにすれば氷山の一角であり、私の想像すらできない人脈がカリスマには延々と連なっているのだとうかがい知るには十分なのだ。

人脈の話はさておき、カリスマは大金持ちでもあるわけだ。
そこで私はある時こんな質問をしてみた。

「今まで一番苦労をしたことは何ですか?」と。
すると衝撃の答えがカリスマから返ってきた。
「そりゃヒロちゃん、金だよ」だった。
私はとっさに
「またまた!ご冗談も達者でいなさるから(笑) で、その心は?」
と、言い返してしまった。

だってさ、そんな馬鹿な事がある?
金で苦労したって?
私のような貧乏人ならいざ知らず
有名な金持ちなんだぜ!