寝てくれ!脳みそ

昨日から眠れない、30時間以上起きているが眠くならない。
窮地の予感を感じているのだろうか?横になっていたが体が熱くて寝て
られないので窓を開けてパソコンに向っている。体は休養を欲している
が脳が眠らないのだ。目を閉じても、いろいろなアイデアが交錯して火
花が散っている。週明けが待ちどうしいのだ、営業あるのみ。
これは躁状態の前ぶれだろうか?時々ボーと、意識が遠くなりかけては
「寝ている場合ではない」と、誰かに叩き起こされる気がする。
起きていながら仮眠を摂っている状態を何と表現すればいいのだろう?
瞑想に近いのだろうが、私は瞑想というものを知らないので やはり
仮眠であろうか? 否、仮眠ではない夢ではなく ハッキリと脳裏に
過去の作品が反復している。そして「このセリフは今度も使えるな」と
か「今度はアレンジしてみよう」と、考えているのだ。撮影をしていな
い内容もどんどん湧き出して、書き留めておかないと忘れてしまっては
勿体無いアイデアが次から次へと浮かんで来てしまう。
脳が活性化しているのだろうか、それとも妄想なのか?後で冷静になっ
たらそのアイデアを検証してみよう。
私は生活に変化がないと弱気になり、ぬるま湯に冷水を注ぎたくなり、
窮地を感知するとこの様な状態になり 勝手に「脱出法」を考えてしま
うという本能剥き出しな、言い換えれば身勝手な人間に変貌する。
この周期が定期的に襲ってくるので、私の人生に平穏は少ないし かと
言って決定的なダメージを受ける事柄も少ないのだと考えている。
この習性が反映されるのが、面接の口説きであり暗記したセリフでもな
ければ前もって思いついたセリフでもない、その場でとっさに出る言葉
なのだ。だからこそ1時間でも撮影を中断しないでも可能なのだ。
仕事中、私が心掛けているのは「目的を遂行させるには?」という窮地
に自分を追い込んでいる事だけだ。あとは勝手にセリフがアドリブで出
てくるので、撮りテープを再生した時に、「俺ってこんな滅茶苦茶な事
言ってるぜ」と、自分で見て笑っているのだ。 責任ある立場の者なら
口が裂けても言えない様な身勝手なセリフも多い。「よく思いつくね」
と、苦笑される所以がそれであり私の作風なのだ。
作品の癖というか習性を、ざっと分析すればこんなところだろう。
と、この様に 文章にしても考え付いたままに書いているが、今でも頭
の中にはこれ以上の事柄が書ききれないほど渦巻いている状態なのだ。
こうなってしまうと、眠りたくても眠れないという副作用に難渋させら
れる。仕事の事を考えないようにしようとすると、今度は釣か植物かと
、花の名前やら波の音まで聴こえて来るから困りものだ。
薬なんて効きもしない、あの薬は飲みすぎると非常に危険だから最近は
飲まないようにしている。 食事も昼に食べただけ、健康に悪いが脳が
疲れきるまで、ただただ待つしかないのだ。疲れるよ!!!
あ、だいぶ体も冷えてきた 眠れるかな?

45168 (69)             AM4時2分