戒め

AM0時30分 撮影とデーター処理が終わりやっと開放された。
今日も身に沁みる寒さだ、今日からは手袋をしよう。
時々私の日記を読んだ人の中で、「僕の事は書かないで」と言われる、
私は名指しで中傷するほど心の狭い人間ではない、文句があるならと
っくに本人を目の前にして言っているだろう。私は多くを語らないよ
うに努めている、飲んだ席や仕事であれば喋るが人の愚痴ほど自分を
小さくみせるものはないと思うからだ、そして冗談交じりの悪口ほど
面白い話もないときている。私だって悪口は言うし聞く、だけど愚痴
は言わないようにしているし、自分が公言した事を第三者から当人に
聞かれてもいい言葉を選んで喋っている。これは私を支えていてくれ
る周りの人達への気遣いとして当然な姿勢であると思っている。私は
弁論大会でも優勝経験がある、「口では負けない」という奴なのだ。
そして私には不思議な能力があり、相手と少し喋るだけでだいたい相
手が解る、この相手は何処を攻めれば弱いなという事も直感で分る。
だから敢えて私は攻めないし、相手が気が付いてくれるのを待ってい
る、気付かないフリをするのも結構大変だが、それで自分の中の平和
を維持できるのなら私は我慢できる。私はここ数年、本当に怒った事
はない 本当に怒ってしまうと乱心して自分を見失う、今までの場合
だと口より先に手が出る そして相手は必ず病院送りになっている。
もう私は傷害だけで2犯の前科がある、今度やったらシャバとお別れ。
だから心を穏やかにしなくてはいけないから、常に相手に対する言葉
も慎重になってしまうのだ。「よそよそしい」「心を開いてない」と、
よく言われるが私の立場も分って貰いたい、私だって自由奔放に喋り
たいさ、「お前ほどよく喋る奴も珍しいよな」と、昔の友人たちは言
ってたくらいだからね。私の「論」に対抗できる者は今までもそんな
にはいなかった、せめて映像上の私だけに喋らせておいて欲しい。
人類が神から授かった「言葉」という英知も遣い方によっては身を滅
ぼすものだ、これ以上失敗をしたくない ただそれだけの事なんだ。
AM1時5分