不快な夜

いやー参ったね、暫くはこの日記もお休みしなくてはならないところだった。
私が以前精神を病んで通院していた事は以前に書いたと思うが、体調の
リズムが悪く、夜に寝付かれないと感じる日は依処方されストックして
いる薬を飲む事にしている。
今日もそうだった、ここのところ目覚めが昼頃なので、明日は早起きを
しようと薬を飲んだ、通常の2倍くらい飲んだかな?どうしても早起き
したかったし、寝ようとしている時間PM9時前だったからね、薬を飲
んだ後、食事をしていない事を思い出し近くのコンビニへ買いに行き、
食べながら歩いた、私は薬を飲むと町を俳諧する癖がある、何か使えそ
な物無いかなーとか、店の開店祝いが終わったあとの蘭などの高価な
植物が捨てられてないかなとか。今日の収穫は熱帯魚用の水槽だった、
そろそろ大きな魚は別に隔離してやらないと狭いからだ。まずまずの収
穫だったので、私は自分の部屋のゴミを捨てに行った。白状するが私は
分別をしていない、だからゴミをどこに出そうかいつも困っている。
そこで近所で分別をしていない集積所を選んび、人知れず捨てるのだが
私が捨てた場所が、分別をしっかりしている場合がある その時はさすが
にもう一度ゴミを拾い別の場を探すのがだ、中には相応しくない捨て場
に捨てられているゴミもある、私は罪滅ぼしの意味もあって、そのゴミを
相応しい場所へ移動させたりするのだ、この作業をするのは夜中だし、他
人がみればホームレスがゴミを漁っているかの情景だろう、まちがっても
昼間にできる作業ではない。私が薬を飲み意識が朦朧としている中、その
ような作業をして「このゴミどこに捨てるかな?」と思案したていた時だ。
「お前なにしてるんだ、動くな!ポケットの中見せてみろ、俺は警察だ」
と、私を羽交い絞めにし、応援の警官にも連絡し「こいつライターもって
ゴミを持ってうろうろしていたんだ、こいつだ、こいつだ、」と私を何か
の犯人扱いしながら、池袋警察署へ連れて行った。「ゴミを移動してどこ
が悪いんだ?窃盗にでもなるのか?」わたしは身に覚えのない不当な拘束
に講義したが、「手の匂いが焦げ臭くないか」とか「着衣にススは付着し
てないか」とか、ポケットの中身を全て出せ、警察犬をよんでいるんだか
からもうすぐ全てがわかるぞ」「お前がやったんだよ」とあからさまに
私を犯人扱いだ、嫌疑はなんだ?ときくと 私が拘束された付近で放火が
何件かあったらしい。
(だいたい喫煙者で外出時にライターを持ち歩かない者はいるだろうか?)
これが警察の初動捜査というやつなのだろう、怪しいと思えば何の根拠も
証拠もなく警察署に連行し、「事情聴取じゃないんだ、重要参考人として話
を聞きたいんだ」と、2時間ほど私を尋問し、「やったと言えばいいんだ」
などと無実の罪を白状することを強要する「しかもあの時間にゴミ袋なんか
持ち歩いているような奴は他にはいない、お前しかいないんだよ」と私を
放火魔と決め付けて怒鳴り上げるのだ。 暫くすると「マルボロメンソール」
の吸殻が現場にあったなどどいってくる、私は「じゃあその吸殻を持ってき
てくれ、俺の吸殻はフィルターを噛む癖があるから別人のものと分るだろう
なんなら見識で吸殻の血液型をしらべたらどうなんだ?と言うと、別の警官
が「その時だけ噛まなかったかもしれんだろ、言い訳にならないな」と、あ
くまでわたしの自供を期待しているようすだ。やれやれ妙な事に巻き込まれ
なと、打つ手も無く 「最高で何日入るんだ」と聞くと「20日だろ、改心
すればもっと早いかな?」とそっけない答えの警官。
まいったな〜金がかかるが弁護士でも呼んで こいつらと話をされるか・・・
と思っていたら、何やら書類を書けと言う、何の書類か分らなかった、供述
書ではなさそうだったので、署名した。そしてすぐに「荷物まとめて」と
指示され、そのまま自宅まで送ってもらった。警察は私を不当に拘束したに
もかかわらず、「すまなかった」の一言もなかったので私は、「これで私へ
の嫌疑は晴れたんですね」と問うと、「お前は重要参考人だよ、書類が揃っ
たらあらためて捕まえに行くよ」という。いったい何の証拠が揃うというん
だ?意地でもでっきあげた証拠を揃えるつもりなのだろうか?国家権力とは
戦いたくないが、降りかかる火の粉なら仕方ない。今の私には真犯人が検挙
させるのを祈るばかりだ。
断っておくが、車一台ぐらい全焼させるなど 雑作も無いんだぜ、けちな
火付けなど私の趣味ではない。