計画ー3

計画ー3

そう、そんな計画をしたところでそれは私の一人相撲なのである。
自前の場所や資金があれば多少の無理もできよう、ちょっとした綱渡りも得意技だ、しかし今回は相手に協力を要請して承諾されて成せる事なのだ。
もし私が頼るべき者に、全く別の思惑があったなら、私の計画などいとも容易く水泡に帰す。

例えばこの事業の最終型は?
それに関わる法的な問題は?
それに対する報酬は?
この事業には誰が関わってる?

など様々なひび割れ水漏れが起こりうる箇所が満載なのだ。
私が一人相撲を取っていたら先に進むはずもない。
そこで必要なのが、協力者、理解者である。ここで言う理解者というのがまた難関。一時的に理解されてもそれが未来永劫とは限らない、何故なら人は個だから。だから私はなるべく長い時期信用され共にいられる人間でなくてはならない。
そして何より大事なのが、その事業をするに当たっての大義名分。
そんなものがあったらいいね、
なら自分らで作ろうよ。
といった、協力者のベクトルを一方向にできるような、大義名分や夢希望といったようなもの。

将来日本は、元禄文化昭和元禄のような新しい形の性文化の時代を迎える。
その意識は既に始まっておりネットなどでは小さなコミュニティが幾つも活動しているのが分かる。

そうした流れに私は乗りたいのだ。

いつの時代も性への欲求が尽きることはない。だが何を始めるにしても誰も人集めに苦労している。
自分がプロダクションのようなものを持ってるならいい、だがそれはない、資金もない。
ではプロダクションのようなところへ自分の原案を持ち込めば良いのでは?
それも一つの方法だろう。だがそれでは重要な決断を迎えるような場面で私の意見が尊重されるだろうか?
多分それはない、私の意見を理解し尊重できる経営者であるなら、もう私の理想とする形態を取っているだろうから私の出る幕も逆にない。
であるから私は何か魅力的な事業を立ち上げ、そこに協力者を集結させたいと思っているのです。
そしてその事業や考え方は、将来の為の初めの一歩であることも分かってもらいたい。

諸々考えると、私は何もないところから一つの理想形を作りだそうと言う、かなりハードルの高いことをやろうとしているのだ。
ここで必要なのが運。
運?!って思うかもしれないが運なんですよ(笑)

そうしたこれから必要と思われる人たちに出会えるかどうかは運です。
私は自分にできる事を精一杯やっていきます、そして自分の考えを発信し続けます。
それに運が呼応すれば、多くの理解者と巡り会うという運に恵まれる。
もし私に運がないなら、私は何年か後にも今と同じような事を言っているだろう。
懲りないオヤジがいつまで夢見てるんだと冷笑を背に受けて(笑)