奇遇
「お前は多少頭の回転が早いところがあるから、先読みをして
回り込もうとする悪い癖がある。よしと思われれば幸いだが、
慇懃無礼、越権行為と思われるぞ。それに一見大胆な行動をとる
お前だが、その実、石橋を叩いて渡るような用心深さを備えて
いる、そんな経験を身に覚えがあるだろう?そんな時、お前は
人を視られているんだぞ。お前の計算でやっている事でも思わぬ
結果になってしまう事があろう、それはあくまでお前の中の計算
であって世の中は必ずしも思いどおりにはいかないと言う事だ、
そういうお前のようなやつを「利口バカ」と言うんだ。」
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というような説教が5時間も続いた。
完全に私は見透かされてしまっていた。
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「ですから普通の面接や職場ではなく、私が絶対に下手を打てないよ
うな状況を作り出したいわけで、そんな人物を探しているのです。
そうでなければ就職活動の相談なんて、あなたにしたりしない。
これを最後の職業と決意するからこそ必死なのです。これほど真剣に
次の職業や職場をを選ぼうと思った事は今までにありませんでした。」
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と、食い下がってみたものの・・・
この人を相手に私もよく言うものだと内心ハラハラしていた。
・
勿論このような会話は前向きに理解しようとしているからであり、
決して否定でもなければ罵倒でもない。
私を子供のように叱って励ましてくれているのだ。
私もこういう叱咤激励は大変有難いことであると理解しているし、私に
本音で喋ってくれる数少ない理解者の助言であると受け止めている。
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とは言うものの、5時間はちょっと疲れたぞ!
今日はヤフー麻雀をする気力もない。
そういえばヤフー麻雀、今月で終了してしまうらしい、現在1640
だから、ちょっと頑張れば1650(赤マーク)で終われる。
ヤフー麻雀とヘルパースクールが同時に終了なんて奇遇だね。
こんな時は、きっと起こるぞ!
「もう一つの偶然」が。さて、何が起こるのやら、ちょっと楽しみ。
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173599(166) 9月28日 PM10時45分