旭日

昨夜、新宿歌舞伎町で落ち合い会食。
元コマ劇場跡地の角にある叙々苑にて食事を奢って頂きました。
今後の大事な方針を左右する大事な相手でしたので、本当ならこちらが
接待しなければならないのですが、甘えてしまいました。
貧乏人の私にとり叙々苑は高嶺の花、こんなにここの肉って旨かったかなぁと、
久々の美味に感激し美味しく頂きました。
食事というのは不思議なもので、どんなに高価な食べ物であろうとその時の
環境が良いか悪いかで大きく味がかわるものです。昨日の焼肉は今まで食べた
焼肉の中で一番美味しかった、たぶん記憶に残る味だと思います。
「この返礼はどうやろう?」
大事な話の最中であるのに、私はそればかりを考えていました。
お互いの去来する期待値に胸弾ませて楽しいひと時でした。
きっと私はあの気持ちに負けない気持ちをお返しするでしょう。

話のほうは良い方向へ進みました、同席したもう1人が終止私を持ち上げ
てくれました。
その後、その方と分かれ、2人で東方見聞録で始発まで過ごしました。
将来の構想を語り合い有意義な時間を過ごしました。
清算の段になり会計をしようとしましたところ、今度はそちらの方にまで奢って
頂いてしまいました。
同じ日に別々の方から奢ってもらうのも私にとっては人生初でした。
その方は野心家でありますが、とてもしっかりした人物です。お互いに認め合って
いる間柄で、私も生涯絆を深めていきたいと思っている男です。

ちなみに、お2人とも元ベンツ乗りでして私よりも年下です。
私は社会に出てからの同姓は、年長とのお付き合いばかりでしたが最近ではお2人
のように私より年下の割合が多いです。
社会に出れば歳などは関係ないと申しますが、それは実力のある場合の話です。
最近の私のそういった傾向を考えますと、私がここ数年糸の切れた凧のように
人生を彷徨っている間に、若い世代に追い抜かれているという事を意味しているの
だと思います。
そろそろ奮起しなくてはならないなと、ひしひしと感じております。

さて、2人と別れ電車に乗り川口駅で始発バスを待っておりましたら、夜が
明けてきました。
真冬のの様に寒かったけど、旭を浴びる清清しいとても気分のいい朝でした。
自宅に帰り着きPCを開くと、SNSに紹介文が一通ありました。
これもまた嬉しい話です、出戻り組みの私は特にそう思うのかもしれませんが、
何年か前までは紹介文を書き合っていたものです。こんな私でさえ25以上
の紹介文をいただき、毎日それを何度も読み直し励みにしていたものです。
ところがここ最近では、紹介文どころかメッセージも返さないのが普通のよ
うでして、薄っぺらなものになってしまったなぁと感じてました。
ですから、まだこういう方もいるんだなと嬉しく思うのです。
「復帰一発目の紹介文ありがとう!」

叙々苑、見聞録、旭、紹介文、と嬉しい事が続き私は気分も好かったので、
不動産管理会社のお兄ちゃんに電話をしてやりました。
「待たせて悪かったな、先日は言いすぎだったよ、カード決済でよければ
 3ヶ月分全部まとめて払ってやるよ」
と申しましたところ、以外にも相手の対応は低姿勢で
「お仕事のほうが落ち着いてからで結構ですので、お支払いの相談はその
 あとでもいいです。今月は立替の手数料だけお願いします。」
などと言ってきた。
先日はタイミングも悪かったし、こちらも随分脅し上げてしまったと反省し、
相手も困っているだろうから今年中にやっておこうと思ったのです。
そういった業者はそれが稼ぎだから一度に返されてはうま味がないのでしょう。
どちらにせよこちらも好都合、今度の相談時には冗談で100回ローンの提案でも
してやろうかなと思っております。

ということで、何からなにまで良い事ずくめの日でした。
たまにはこんな日もあるのですね。

280351 (220) H24 11月29日 PM21時40分