いつもの桜

いつもの桜

満開、天気も良く見事なまでの美しさ。
蓮葉の 濁りに染まぬ 心もて
何かは露を玉と欺く」
という蓮に例えた美しいものに対する仏教的な詩があるが、お前には欺くといった感じは微塵もない。
ただ素直に美しさだけがある。
幾本もある桜の中で、毎年俺に足を運ばせるのはお前だけだ、それは何故?
この浮気者の俺を惹き付ける魅力は何なのだ?教えて欲しい。