ずっと雨
このところ風邪をひいたみたいで体調がすぐれない。
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外は一日中雨。
この時期の雨は冷たく、寂しく、物悲しさもある。
一年を通じて降水量が一番多いのは春夏季の梅雨前線と思
いがちだが、この時期の秋雨前線の降水量の方が多いのです。
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一雨ごとに寒さが増すこの時期の雨。
前の季節が暑さといい、生物や植物が旺盛だったせいか、
冬を目前として、その侘しさが一層引き立ちます。
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この秋も気が付けばいつの間にか過ぎてしまったって感じ。
通年なら季節の情緒を楽しむような事をするのだろうが、
特に今年の私の状況ではどうにもならない。
せめて気休めにギンナン拾いでもしようかと思っていたが、
もうその時期も逸している。
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ギンナンといえば、今年の9月の初め頃まだ青梅のような
ギンナンの実を木から捥いで種の中身を食べてみました。
種の周りの果実を取り除くのが手間でしたが、味は美味で
した。
種の中身を炒って食べたのですが、色はヒスイのような透明
感のあるエメラルドグリーン。
味はこの時期のものよりも、ややライトな感じでした。
「初物」って感じで美味しく頂きました。
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ギンナンの木(イチョウ)って、一時的には「絶滅した」と思われて
いたんですね。
それが何世紀か前に中国で再発見されて、その子孫が現代に広まって
いるという説があるのですが、私が拾ったギンナンの形状にも色々
あって、一概に絶滅したとは思いにくい点があります。
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それにある意味特殊な木だと思うんです。
ブドウ、ナシ、りんご、その他の果実でもそうですが、実って動物など
に食べられて種を遠くに運ばせるという目的がありますよね。
銀杏の場合はどうでしょう?
ギンナンの果実を食べる生き物って見たことありますか?
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調べてみるとアライグマは、ギンナンの果実も食べるらしいですが、アライ
グマもギンナンに依存してるわけではないのです。
銀杏がなければ絶滅してしまうような、そんな生物は地球上には存在しない
のです。(虫もですよ)
その昔はギンナンの果実を食べるような生き物もいたのだろうけど、そっちの
方が絶滅したのではないでしょうか。
植物連鎖の中でどこにも位置してないって、とっても特殊じゃないのかな?と。
まるで人間みたいな存在ですよね(笑い)
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276322 (141) H24 11月11日 PM11時50分