クパァ!

18,9歳の頃だったかな、
傷追い人」って漫画を読んでたんだ。

内容は、栄光のラガーマンだった主人公が、闇社会と関わってしまい
ブラジルへ逃げ、そこから復讐してゆくってストーリー。
画は小池なんとかって名前の知られてる人、「クライングフリーマン
とかもその人の画。

この人の画が好きでさ、登場人物がかっこいい、それに女も美人。
それにお決まりでSEXシーンなんかの描写では、そのへんのエロ本なんか
目じゃなかったな。
性欲の強かった私は、それこそ日に何度もコカないといけなかった。
だからオナニースタイルも、エロ本、ビデオを見ながらなんて悠長な事は
やってられなかったんだよ。
ネタはいつも頭の中、常に今でもそう。

そんな私のネタ補給源が、いい女の画の漫画だったわけさ。
漫画だったらいつでもどこでも読めるしね。
今で言う、2次元の発想だね。

それでね、「傷追い人」の1巻目の始めのほうのシーンでさ、主人公に
インタビューもしようと遥々日本からジャーナリストにたいな女が来る
んだが、その女に同行した日本人の男(デブだったと思う)が、
「オッパー」って言うセリフがあるわけさ。

その意味をどうしても知りたくてね。
当時はネットなんかないだろ、私はブラジル語なんてわからんし、漫画
の設定からすれば、オッパーを言ったのはデブ日本人だし、そのデブが
とっさにブラジル語でオッパーと喋ったとも思えない。
つまり、オッパーとは日本語の何かの隠語ではないか?と。
漫画の中でも、「オッパー」は活字じゃなく手書き文字だったから、もし
かしたら言葉の書き損じではないかと。
ずーとその疑問はあったのだが、結局その答えを見つけることを出来ず私
も歳を重ねたんだ。

そしてここ最近、ずっとネット廃人みたいな生活をしていたのだが、「クパァー」
という言葉をよく目にするようになった。
クパァーは、まぁよく使われる言葉だし、これからももっと知られるように
なる言葉だろうなと思っていたんだが、クパァーのおかげで忘れていたオッパー
の疑問を思い出したってわけよ。

ネットで調べてみればなんてことない。
単なる感嘆詞ってやつ、英語でいうところのhooと同じで、ブラジル語だった。
いやはや四半世紀に及ぶ積年の謎をついに解明したってもんよ。

正体見たり枯れ尾花!!ってやつか。
やはりあれだね、知らない言葉の意味を調べて知るってのは気持ちのいいもんだね。
知らぬは一生の恥云々てあるだろ?
だいたい言葉なんてものは時代によって変化するだろ、つまり文化の中で生きてる
んだよ。若モンが使う言葉だからワシャ知らん、みたいなオッサン、オババはもう
その時点で時代に取り残されてることを公言しているようなもんさね。

オッパーか・・・私的にはクパァーの方が好きなんだけどね。
さあここでだ、
今日何のためにこうやってくだらん内容のブログを書いていると思う?
オッパーの意味はもう解ったよね、
でもクパァーに関しては何も触れてない。

私の意としている事が解るかな?
謎掛けだよ。
私が書くような日記は、正直言って読むことが嫌いなタイプの人には向いてない。
これを読んでいる人は、多かれ少なかれ勤勉だってことさ。
そういうタイプの人にとって、意味の解せない言葉、結果のみえないストーリー
ほど許せないものはないだろう?
だから敢えてクパァーの意味は書かないのさ。
自分で調べろってことだよ。
調べてみりゃ、なーんだって思うかもしれないが、
将来絶対にクパァという言葉をアンタも口にする機会がくるだろう。
その時あらためてクパァという言葉を知ったきっかけは沖本日記だったと、私を
思い出して欲しいのさ。

ほら、昨日の日記に書いただろ、11%まで戻したいと。
これはその一環で、私なりに思いついたサブミナル?みたいなやつさ。

たまにはこんな日記も書かんとね、真面目くさった話は疲れるからね。
なんてったって沖本日記だからね。
ほらっそこのお前!!
鼻くそなんかほじってないで、さっさと調べとけよ!

275142(164)    H24 11月5日 AM1時5分