オーパーツ
私の住む近所には、美味しい焼肉屋がある。
今日の肉は特に旨かった、ここ最近の食事では最高だった。
一緒に食べた相手が夏美だったから。
夏美はそのままウチの事務所へ来て、私の横にいる。
勿論友達としてだから、その後二人がどうなるかは分からない。
今のところ私は理性を保っている、膝枕もまだだ。
さっき後ろから抱きしめた、何か冗談を言いながらこのブログ
を二人で読んでいたら、夏美が冗談で私の首を絞めた。
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夏美が事務所へ来た彼女の本心は、例のテープの奪還だ。
さっきからその事ばかりを言っている彼女だ。
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切なさと期待とが交錯する妙な気分だ。
ここでどう判断すべきか?強引に押し倒すのは簡単だ。
だけどプライベートの私にその勇気はない、なんと情けない。
これを読みながら、夏美は私の背中に肘をかけ「フフフ」と
笑っている。
果たしてどっちがいいのか・・・?
夏美は「どっちじゃないじゃん!友達でしょ!!」と言ってる。
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夏美からも一言書いてもらおう。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「私は書かない方がいい」などと意味の分からない返事だった。
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という事で、ゆっくりブログを書いている状況ではないので
進展があれば詳細は後日に。
「進展はないよ」だって、夏美は冷たい悪魔だ。
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80726 11月28日 PM9時30分
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現在PM11時45分、池袋駅まで夏美を送って行った。
約束通りお友達として接したので体の関係はなかった。
(少々お友達としては逸脱した行為はあったが)
事務所を出る前に、例のテープを再生し確認させ、夏美の目の前
で破壊した。
夏美は「有難うね」と、そして「ダビングはしてないでしょうね?」
と念を押していた。
「ダビングをするような悪知恵がはたらくなら、テープを破壊する
必要などないだろう。これで安心だろ?」と、私。
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二人目の女友達・・・が、できたのだと、私は思っている。
そう思っていたいものだ。
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PM11時55分