その①

AM7時前、怖い夢をみて早起きをしてしまった。

「そんでさ、そいつの指をちょん切ってやったんだ」
「へぇー校長室でか?裁断機で落としたのか」
「血が出るから保健室へ連れてった」
「これでアイツも障害者の仲間入りだなフフフ」
二人の怖い兄貴たちが、自分の小指のない手を見せ合いながら、玉の縮
むような話をしている。
私はペイペイの舎弟で、兄貴たちに逆らうことも、意見する事すらでき
ない立場。そして何故か学生時代。
そんな私の些細な言葉に、怒り心頭な二人の兄貴が私をボコボコにする。
一発がモロに顔面に入り、夢だというのに痛い。(何故だったのだろう?
やはり「痛い」という感覚は「怖い」が半分以上を占めるからか?)
私はヒーヒー言いながら、床をはいずって、兄貴たちに言いつけられた
マックの注文を買いにパシっている、注文のハンバーグを間違えたら大
変だと思いながら(汗)。
そんなところに、何年か前まで私の部下だった男が現れる。私は腫れた
顔を手で押さえながら「みっともない姿を見られちまったなぁ」と、そ
の男に言うと。その男は「初めからアンタって、そんな男じゃん」なん
て言い私をなじる。
そしてその男が、私の背中をくすぐるのだ。何故か私の背中はひどく敏
感な性感帯!私は女のように「やめてっー」なんて叫んでいるが、男は
やめようとしない。更に背中をくすぐり、舌で舐め回そうとするので、
「いい加減にしろ!この野郎!!」とばかり、振り払おうとして目が覚
めた。
まったく嫌な夢をみてしまった。
まだ心臓がドキドキしてるので、覚えているうちに日記に書いておこう
としている。
おかげで7時前から早起きをしてしまった、早起きは三文の徳というが
、いったい何か得でもあるというのか!
朝から不機嫌なので、もう一度寝てやろうと思ったが、メールをチェッ
クすることにした。すると一件の新着メッセージが!
そのメッセージの主こそ、大阪出身のMちゃん21才。こんな偶然も珍し
い!!私は早速マイミク申請をしてマイミクさんになってもらった。こ
れは本当の話。
三文の徳の、その①なのかな?不思議な廻り合わせに驚いている。
Mちゃんへ
「こちらこそ宜しくです、仲の良いPCお友達になって下さい。」

59940(441)  25日  AM8時35分