ペインクリニック科 5

先週末から体の調子が思わしくなかった、腰痛がして体が重く心なしか目
も霞み視力も低下した気がしていた。一昨日の夕方には鬱っぽい感じで調
子も良くなかった。そこで今日は渋谷へ行って注射を一発、すると腰痛は
嘘のようになくなり視力も復活した。私の体にはこの治療法が合っている
ようだ。ジュンにはあまり合っていないようだ、いつも注射をすると頭が
痛くなるそうで、肩こりも治らないそうだ。一つだけ効果があったとすれ
ば生理痛がなくなった事らしい。さて私の体調管理にこの治療法が良い事
は分かったが、根本的に完治させるにはどうしたらいいのだろうか?それ
はおいおい考えていく事にする。
帰り道ジュンとの会話。
私は商売柄、すれ違う女を見て歩く癖がある。そしてジュンと二人で品定
めの感想を言い合うのだ。

ジュン 「また見てる」
私   「今のはまあまあいいんじゃないの?」
ジュン 「えっ?! あんなのが?」
私   「男の見る目と、女の見る目は違うからな」
ジュン 「見る目ないんじゃないの?」
私   「そうかもしれんな、お前と付き合っているしな」
(ジュンは怒ったフリをして私の頭を叩く)
私   「おい、今のはぜんぜんOKだな」
ジュン 「えっ?あれが?」
私   「いや商売としてでなければな」
ジュン 「どういう事?」
私   「オシャブリだけなら、させてやってもいいって事よ」
ジュン 「あんたは女だったら誰でもいいわけ?」
私   「女じゃなくってもいいよ」
ジュン 「え〜?ホモだ、キャ〜キモィ〜!」

私が言いたかった「女でなくなくても」の女とは女になる前の女、つまり
処女でもいいという事だ。そして私はホモでもゲイでもないが、フェラに
関しては女よりも男の方が上手であることも知っている。私が途方もない
事を言っているように感じるかもしれないが、女の同性愛であるレズを考
えれば自然の道理ではなかろうか?男の吸引力もさることながら、男のツ
ボを知るのは男である、それは認めなくてはならないだろう。
私が男子校の応援団だった頃、奴隷だった下級生にシャブらせたあの時の
快感を超える女は未だに一人もいない。

32115(134)            PM9時35分