人の印象

今日もお気に入りのまんこ喫茶で、おっと間違え まんが喫茶にて読書
、といっても漫画だが。
読んだのは、殺し屋イチという歌舞伎町のライオンズマンションを舞台
にして繰り広げられるヤクザ抗争の漫画本。漫画だから多少大げさな表
現ではあるが、なかなか核心に触れている。ヤクザをやったことのある
者でなければ知らないシーンも多く出てくるし病者的心理の描写も非常
に長けており久しぶりに読みごたえのある漫画だった。何故この本を読
もうかと思ったかといえば「沖本さんて、殺し屋イチに出てくる人みた
いな性格ですね」と、以前知人に言われたことがあるから私が誰に似て
いるのか興味があったからだ。
確かにあのライオンズマンション歌舞伎町第二はヤクザマンションとし
て悪名高い、ヤクザが多く住んでいるのも事実だがお互いに気を付けあ
っているので迷惑を掛けられない。あのマンションではヤクザが刺青を
みせて歩くことさえ禁じられているのだ。だから非常識な近隣者に気を
つかう普通のマンションより快適だ。
確かに私の友人が経営をするF店がこのマンションにあるので、よく遊
びに行くし、ささみを全裸にして首輪をつけて犬のように鎖をつけて散
歩させたのは私だ。
プロダクションやAVのイメージが悪い要因として、「面接するから」
と言われマンションに連れていかれSEXさせられた とか、ギャラを
貰えないばかりか「講習料」と言われ逆にお金を取られたなどと文句
をいう女がいるが、そんな事は負け犬の遠吠えに過ぎない。
確かに私は仕事の一部として、そんな事もやっていたがそれなりの理由
があるし、その件では一件も訴えられてない。
それにもう一つ、マンションF店の階を間違えてしまい表札がないから
おかしいな〜と思い、ピンポーンとやったらランニング姿のヘンなオヤ
ジが出てきて言葉につまったのも私だ。
こう考えると、殺し屋イチの登場人物の誰に私の性格が似ているのか?
誰にも似ていないではないか。
私はただ、仕事に一生懸命なだけだ。仕事の依頼があればやるだけだ。
数あるAV作品の中で、誰にも真似できない作品を作りたいだけだ。
それも私が、この業界でメシを食っているから やるだけだ。
1716(97)           6日AM0時15分