最初は笑わせた

くそ真面目な話もいいが、私が好きなのはユーモアのある笑える話さ。
どうも私のブログは堅苦しくていけないな〜。どうしてもパソコンが
苦手なせいか、気持ちを文章に置き換えるとき一瞬の間合いができて
しまうんだな、その一瞬が「文章を書く」という かしこまった気持ち
にさせてしまって、喋っている様な活きた文章にならないのだ。
かしこまった文章ってのは信憑性があるかもしれないけど飽きるんだよ
ね、書く方も読むほうも疲れるしさ、いちいち理屈を正当化しなきゃな
らんしね。ほら今日だって堅苦しい文章になってきたぞ・・・
パソコンが上手くなれば、どんなにか面白いだろうな。
私の文体は、あの夏目漱石に似ていると言われたことがあるが本当なら
ちょっと嬉しいね。 漱石といえば「ぼっちゃん」「我輩は猫である
ぐらいしか知らないけど、題名しか知らないから今度読んでみよう。
私が好きな作家は三島由紀夫なんだけど、これも読んだ事がない。彼の
思想というか生き方が好きなだけ。
あ、そうだ今日は何か面白い話を書こうと思っていたんだよね。
私がプロダクションをしていた頃の話がいいかな、私だってプロダクシ
ョンを経営していた頃は、まっとうな面接をしていたんだよ。
まっとうと言っても、いつも爆笑だったけどね。AVをこれからしよう
と思って面接に来る子達はだいたい緊張しているから、笑わせて緊張を
解きほぐしてやりたかったのさ、だって哀れな身の上みたいな子達ばか
りだろ、だからせめて面接ぐらいは楽しい思いをさせてやろうと間口を
大きくしていたんだよ。
AVの面接に来る子達は、たいがい金に困っている連中さ。そんな連中
は仕事も収入も少ないもんだよ、仕事も休業中とか無職が多いね。
だから私は言ってやるのさ、「そうか仕事してないのか、でも困ること
はもうないよ、これからウチで仕事(AV)すればいいんだから、そん
なことより自分がプータロウですってことを漢字でちゃんと書けない方
が困りモンだね、えっ?「無職」って書いてあるって?!違う違う、
「プータロウ」という漢字を知らないの?」
私がそう言うと女の子達は怪訝そうな目をするもんさ、そこですかさず
「風°―」って書くんだよと、書いて教えてやるんだ。
だいたいこれで爆笑ムードになって笑いのうちに契約のサインをしてい
くもんさ。考えてみれば私の面接で当日に所属の契約を断った女はいな
かったね、楽しい話の方がいいからね。

50395(60)              PM6時45分