麻雀で負けた朝

AM7時 雀荘から帰ってきた、やっぱり負けた。
今日の朝は一段と肌寒い、雀荘池袋東口にあり北口にある通行用の
地下通路を歩き西口へ向う、私の事務所は西口から繁華街を通り抜け
要町方面へ7〜8分歩いたことろにある。途中飲み屋街やラブホテル
の通りを歩いていると、朝帰りのホストやホステスとすれ違う 若い
連中は皆、髪が長くて茶色い だらいなく見える服装も彼等からすれ
ば流行のファッションなのだろうが私から見れば、特にこの種の人間
の仕事帰りの疲れきって歩いている様は浮浪者のそれと同様に映る。
喋り方も、だらしなくなっていると思う、彼らは今風の喋り口調でカッコ
良く喋っているつもりだろうが、私には小学生のそれに重複する。
清潔感がないというのだろうか、こんなだらしない奴とは関わりあいた
くないなと、魚の顔をしたような彼らを見て思うのは私だけだろうか?
同じ若い者でも早番出勤の連中はテキパキとしていて感じが良い、若者は
やはり ああでなくちゃいかんなと思いながらも、若者の感性をあれこれ
否定的に感ずるのは私が歳をとったという事だ。気持ちは若いつもりでも
若い連中から見れば、ただのオヤジなんだろうなと寂しくなる。
事務所に帰り自分の顔を見ると、目が充血してくたびれた力のない顔を
している、睡眠不足だとこんなに老けた顔になるんだと気付いたのは最近
の事だ、「もう若くないんだから無理するな」と言われるのも近年である。
今週はもう11月になる、30代もあと一ヶ月しか無いのかと思うと
底知れぬ不安感のようなものが湧いてくる、30代のうちに何か特別な
思い出でも作っておきたいものだ。
私は40代になったら若返るように心掛けようと思っている、老け込んだ
考え方を捨てて自分に正直になってみたい、もっと自分らしく生きてみよ
うと思っている。
それにしても今日は疲れた、頭がボケーとして文章も思い浮かばない、
少し寝て昼頃 実家に行こう。
AM8時30分 三時間後に目覚ましをセット、起きたら実家へ行って
ゆっくりしようと思う。