願望

男の場合、人を想い別れると相手の思い出を引きずり、永い時間を
かけて思い出へと変えていくものだ、その間にも もしかしたら
よりを戻せるのではないかという僅かな望みを捨てずにいる。女の
場合は、別れたらそれで終わり、何の未練もないどころか次の出会
へ気持ちを切り替えている、男からすれば「あまりに冷たい」と思
うが、女にすれば当たり前なのだ。どちらが良い悪いでなくそいう
う生き物である事を認識しなくてはならない。
人間の脳の重さは、男性の方が重い、これは出産以外のほとんどの
分野で男性が勝ることを意味している、例にとってみても演奏家
スポーツ、芸術、料理、政治、経済、そのほとんどの分野で超一流
といわれているのは男性だといえば分かり易いだろう、女性が劣っ
ているのではなく、男性が優れているのだ。その証明は生物学の見地
からみても、オスはメスからの突然変異である事実から、変異して
進化したオスのほうが当然優れているのである。男女同権などと博愛
主義じみた言葉があるが、あれは大きな間違いである、なぜなら上記
の理由で平等ではないからである、本当に女性を思うなら、恋愛の
権限は絶対的に女性にするとか、子育ても女性に絶対の権限とか、女
性ならではの特権を認めるべきなのだ、そうでなければ女性は男性に
負けてしまうから可愛そうではないか。例えば中絶にしてもそうだ、
好きでもない男の子を宿してしまったとしよう、男からすれば何の
ためらいもなく堕胎を選ぶだろうが、女にしてみれば自分の子供であ
るという強い本能が働き、堕胎するべきかしないべきか深刻に悩む
のだ、相手がレイプや風俗の客であってもだ。女性はこと子孫に関し
ては、男など及びもしない精神的強さを発揮する、元来子孫を残す
ための存在なのだから、ごく自然といえばそれまでだが・・その心中
を思えば、さっするも忍びないものだ。
私も子孫を残す行為は、生を授かった者の大意であるから どのよう
なカタチであれ良しとすべきであると思っている、現行の法律や道義
で何とされようが、子孫さえ残せればそれは生まれてきた意義に反す
ものではない。自然界を観てみてくれ、沢山の卵の中で生き残れるの
はごく一部であり、生き残り子孫を残せた個体こそ優れていると思わ
ないだろうか、籍に入ってなくても実子がいればいいと思う。私の考
えは偏っているかもしれない、焦りがそうさせているのかもしれない。