裏・WAZA

今月は忙しくなりそうだ
16日からは家族旅行でシンガポールへ行く予定、私は海外へは
一度しか行ったことがない、19才の時、中国へ行っただけだ。
今回は両親からのご招待、一昨年父が古希を迎えたので子供たち
兄弟で祝賀を兼ねて温泉旅行をプレゼントしたところ、両親から
のお返しということで招待されることになった。
私は両親を尊敬している、父母の子供でよかったと日々思ってい
る、真面目気質な両親に育てられた私ら4人の兄弟の中でどうし
て私のような人間が育ったかは難解だが、本質的に私は真面目で
ある、今の仕事にも真面目に取り組んでいるつもりだ。
シンガポールには弟が仕事で滞在しており地理に明るいので、案
内させよう。この弟も私の自慢の弟だ、彼は学生時代に世界一周
の旅を敢行しているが、これが普通の道楽や観光の旅ではない。
一年間かけて、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、アメリカ大陸を
巡っている、この間遣った金が100万以下だというから驚きで
ある。「電波少年」なるものがまだない時代だったことも評価の
一つと考えている。
弟の旅話から面白い話を一つ紹介しよう。
<エジプトのピラミッドを登った話>世界遺産としても有名だが
老朽化しており危険なため頂上へ登る行為は禁止されており、ピ
ラミッドの周囲には立ち入りを禁ずる柵と、柵内には番犬が放さ
れているそうだ、そこを夜間にかいくぐりピラミッドの頂上で日
の出を眺めゆっくりと下りてくる、番犬や守衛にみつかり本来な
ら日本へ強制送還だそうだ、ところがここで裏技がある 守衛に
袖の下(日本円で1000円程度)を渡すと守衛は笑顔で「いい
旅を」と言ってくれるそうだ。 こんな旅を1年間やってきたそ
うだ、実に羨ましい。
私もいつかはやってみたい。