飼い主失格者

メイが急性腎不全なる病にかかってしまった。
2日前から嘔吐して様子がおかしかったが、いつものように
毛玉の吐き出しか、何か変な物でも食ったのか?ぐらいに思い
昨日の朝も職場へ向かった。だが帰宅してみると餌を食べた様子も
ないし、メイが場所を移動した様子も無い、部屋の隅のほうで
うずくまっていた。昨晩救急病院へ行くべきだったのだろうが、
もう一日様子をみようとベットで一緒に寝た。結果的には容態
が悪化し今日初めて病院へ連れて行ったのだが、先生曰く
「人間で言えば重態ですよ、面会謝絶のレベルです」
と宣告されてしまった。
いつ死んでしまっても不自然ではないほどの状態だそうだ。

去勢手術も、ワクチン接種も怠っていた。
いつも元気で甘えっぷりも愛嬌も良かったので、交通事故だけを
心配していたので、健康管理まではさほど気にしていなかった。
猫の死亡原因の第一位が腎不全であると知ったのは今日、PCで
調べて知った。
飼い主、保護者、そういったものの責任を強烈にメイに教えられた。

4時から6時までの間はお見舞いできるそうなので、今から病院へ
行ってくるが・・・
犬猫の入院とか病気とか、飼うまでは考えもしなかった事だ。
オス猫ではあるが、今では恋人のような家族のような存在であるメイ。
何とかしてやりたいがどうにもできない。
単純な生き物からののメッセージって、いつも強烈。

183585 H22 12月26日 PM16時45分

メイを見舞いに行ってきた、土産は匂い付きのバスタオル。
猫のくせに、点滴をされていた。
私を見るとメイはニャーと呼びかけてきた。
撫でると尻尾を振ることも出来るようになっていた。
メイは差し入れたバスタオルの上に移動して横になった。

その後の血液検査で値は多少良くなりつつあるそうだが、依然
カリウムの値が7以上で、その数字はいつ心停止を起こしても不思議
ではない数字だそうだ。
それと題名に「飼い主失格」としたが、ワクチンの有無は無関係だそうだ。
それを聞いて安堵はしたものの、メイはまだまだ危険な状態である。

26日 PM18時15分