曇りのち快晴

朝から暑い、各地で軒並み35℃を突破して今年一番の暑さを記録。
来週ぐらいは梅雨明けだろうか、いよいよシーズン開幕だ。

仕事を開始する 2ヶ月間の休養もそろそろ飽きた。
私の休養は地味だ、毎日昼遅くに起きて早い夕方をボ〜と過ごし日が
落ちてから100円ショップへ食料の買出し。
「今日も無駄な一日がこんなに早く終わってしまった・・・」これが
口癖だった、普段から質素な暮らしを好む私は決して大盤振る舞いは
しないが、目にみえて少ない貯金が減ってゆき 先行きの見えない業
界で、「これからどうなってゆくんだろう?」という真綿で首を絞めら
れるような圧迫した不安感の中でジワジワと外の気温だけが上がって
くるような日々だった。
生活の中のささやかな幸せに感じ入り、趣味の盆栽や釣りに興じても
、目減りしていく仕事量という現実から目を逸らす事はできなかった。
「私はもう必要とされてないのではなかろうか?」
「この業界で仕事をする意義はなく無意味なのでは?」
「間違った道を歩いているのではないか?」
「ブログなど、パソコンなどやってるヒマではないのでは?」
「沖本猛も潮時だから、引退して別の仕事を探そうか?」
などなど、疑心暗鬼の苦しい日々を過ごした長い休暇であった。
そうだ、私はきっと仕事人間なのだろう 仕事のない日々は真面目な
性格な私にとって苦痛以外のなにものでもないのだ。
だから私は仕事に情熱を打ち込み、人が「やり過ぎじゃ?」と思う程
の厳しい判断をしたり、そんな内容の作品を作らないと気が済まない。

今回、師匠の口利きで一つの大きな仕事を計画中である。
その仕事は、前々からやってみたかった仕事でもありクライアントの
意向も私達(師匠と私)とピッタリ一致している、しかもそのクライ
アントは中華系の大富豪だそうだ。
私はこの仕事に賭ける。
この仕事に失敗するようであれば、私は業界を去るぐらいの意気込み
でやってみようと思っている。
6723(88)              PM3時10分