目標

Nスカウトマンとの待ち合わせがPM7時30分、池袋マルイ前だった、
昨日の疲れか体が思うように動かない 何かと雑用があり小忙しい一日
だ、今日もあとNスカウトマンの連れて来る子と撮影すれば終わりだな
と時間を潰していた時、いつものスカウトマンIから連絡があった。先約
がある場合は断るケースが多いのだが、このところIとも暫く付き合って
ないのでIの紹介も受けることにした。
Nスカウトマンは前回この日記で紹介したとうり、自分がヤリたい女を私
口説き、Nは男優として参加する つまり私を含めると裸になるのは4人
になる、しかし私は複数人での撮影経験があまりなく、得意でもないしやり
方も知らない、そこで「どんなの撮ろうか?普段は鬼畜面接モノなんだけど」
と彼女たちに意見を聞いてみた そして二人とも共通して興味があるという
レズの撮影をする事になった 私はレズビデオを見たこともないしレズ撮影
の現場も経験がない、そこで2人に好きなようにレズってもらいNには二人
の中に乱入してもらう事で合意し、私はカメラに徹することにした。
初めての撮影なので得意の「沖本節」も出す事もなく今までにない撮影であ
ったがこれはこれで一つの経験になった。
撮影が終わり満足顔のNは、「いや〜よかったっ! ホレわしなんか鬼畜の
撮影なんか頼まれても出来ないしょ、今日のはよかった」というのだ、確か
に二人の女を相手にする方が、鬼畜な撮影より 普通の感覚ではいいのかも
しれない 私の嗜好は抑圧された性欲からくる「間違ったもの」なのかもし
れない、私の元を去る女が多いのは やはり私自身に原因があったのかもし
れない。何気ないNの一言が印象深い一日であった。
私は芸としての鬼畜は捨てないつもりだ、「鬼畜がなくなったら沖ちゃんに
は何にも残らない」と言われるからだ、だが鬼畜に特化するつもりは全くな
い、私は自分の可能性を信じている 最後に感動を生み出すものは衝撃では
なく指導と癒しであると分っているからだ、だがこの理論は今のAV作品に
は悲しいかな通用しない あくまで一般作でのはなしだ。 私は模索してい
る、AVで人を感動させる作品をつくる手法を、それが分った時こそ勝負の
時である きっと簡単な答えなのだろうが難しい、しかし私は必ずそれを見
つけだしAVでないAVを世に出すのが第一の目標だ。