AV産業のこれから

今週もあっという間にすぎていく
先日大手メーカーのソフトオンデマンドが解散宣言した、AV業界も
従来のやりかたでは先行きが見えない状況にある。
モデルのレベルや作品内容は年々アップしている現実を踏まえると
原因は他にあると考えるのが妥当であろう。
ではどの商品も売れていないのか?否である ここに仕事として捉え
る上での落とし穴がある。
売れる商品を作ればいいのか、それだけでいいのかを考えなければな
らない。 AV業界の歴史が証明しているが、過去にどんな商品でも
売れる時期があった、それに乗じてパッケージ商法が現在でも根強く
残っている これはある意味ユーザーの衝動買いを誘発するには有効
であるが結果的には信用を大きく損なってきた。
簡単に説明すると、パッケージをみてビデオ、DVDを購入したのに
パッケージにかわいく写っていた出演者がビデオの中ではとんでもな
いブスだったり、本人がまったく中身に出演してなかったりする事。

また過激な作品を作り続けてもリスクと限界があるだろう。

AVとはいったい何か?
ただ単にオナニーの道具でいいのか、女衒的な存在でいいのか、AV
もSEX産業という本能的な特殊職業のなかでもっと大切な事を世間
に提唱できないものか、いつまでも必要悪という立場に甘んじていて
は未来はない。
AV業界を衣食住に置き換えてみると 食はモデルであり作品制作
住は作品を作る場所、管理するところ 衣は売り方だ
食住に関してはあまり変化がないのに対し、衣の変化は激動的である。
ネット 衛星放送 配信 VOD これらの変化についていけない組
織は衰退の一途を辿る、つまり売り方を進化させさえすれば当面は
大丈夫なのだ、そしてポリシーのある作品を提唱し続けると共に、A
Vという特性を活かした別事業を展開させていくのが今後の課題では
ないだろうか。