事実

昨日撮影をした
今回の撮影は通常行われている撮影にならい、プロダクション
にモデルを派遣してもらい、そのモデルを撮影で撮ってゆくと
いうものだ、但し条件は付けた 三人同時に撮影するから三人
を同じ時間に私の事務所へ連れて来い、その中に一人でもいい
から所属したての子を入れてくれ、それがどの子かは私に知ら
せるな。 以上の条件で私は撮影に挑んだ。
今回の企画はAV女優に素人のフリをさせ、私のやり方で素人を
あぶりだすというものだ。
これは危険な賭けでもあった、すぐに素人が誰か判別できてし
まうと面白くないからだ、だから来た女たちに開口一番、脅し
た。
「誰がホントの素人か知らないが、何もしないとペナルティー
 だ、せめてフェラぐらいはしていけ」
その一言であせったんだろうな、涙を浮かべた子がいたよ
私にはピーンときたよ まあはっきり言って仕事ですからね、
甘い気持ちで私の撮影に来るような女を私は許したことがない。

昨日の撮影は思惑どうりだった。
撮影が終了して、少しばかりの気まづさと、征服感があった私
だが、撮影が無事終了したことを派遣先のプロダクションに告
げた時、私は事実を知って愕然とした。

私が愕然とした事実を日記に書こうか書くまいか考えた作品は
商品であるから答えを出してはユーザーにとってつまらないの
ではないかと考えたからだ、かといって発売が三ヵ月後である
事を考えると今の旬な気持ちを三ヵ月後まで維持できないと、
思うからだ。
撮影して思った事が他にもあるので、そのことも含め明日、書
いてみる。