精心病

明らかに入通院、薬物の投与が必要と思われる症状の者を精心病
患者として対応しているだろうが、病気として認知されてない場
合はどうなのであろう?
単に症例を例とするのではない、芸術家 思想化 宗教家 国家
全てにおいて、その病気に犯されていた又はそう思われていた時
期がある事実を歴史は証明している、簡単な例をあげれば十字軍
や植民地時代の世界の列強もそうであろう。
今日では考えられない誤りが当時の正義であり、それに反論する
者の方が犯罪者扱いされていた。 現在の北朝鮮も国家的に病魔
に犯されているのは明白であるが、当の本人達は正しいと思って
いる、まさに この病の恐ろしいところは本人が病気であること
に気が付かない点である。
ではこのやっかいな病気の治し方なのだが、こればかりは有効な
方法がないのである、人間の脳とはそういったものであり 目の
開いた幼鳥のスリコミと似た要素をもつ、つまり無意識のうちに
過ちを犯してしまうケースが多いのだ、しかも正しいと信じて。

健常者と思っている我々は、それを犯罪であると認知しているつ
もりだが、それさえも実は定かではない。
私のようにAV業界にいると職業でありながら 本当は女を食い
物にしている犯罪ではないかと思う事がよくあるものだ。
だからであろうか AV業界の関係者には鬱病が多い。
業界関係者以外からは この仕事は羨ましい仕事に見えるだろが
そうでもないのが現実だ、華やかそうに見えるかもしれないが、
じっと息をひそめ、チャンスを狙っている人間が実に多い職業だ。


 PS 明日大阪へ行く。