読心術

キツネアゴアナグマ、ゲスヤ、笑顔の氷悪魔、
こりらお、見返り光秀、殉衆・・

さてこれらは何のことだろう これらは私が勝手に分析する上で
付けた人の性格の一例なのだ、ひとは複数の性格を併せ持ってお
り一概に、こんな奴とは決め付け難い。
人の心はコロコロ変わる、故にココロという

職業 服装 頭髪は一切関係なく、もって生まれた性格プラス
その人の生い立ち、体型、顔かたち、そして重要なのが その人
が使う言葉の癖だ。
私は10分喋ればその人がどんなタイプか判断できる、そして
調子のいいときは その人が次に喋る言葉や内容を的中させてし
まう事ができる、ときには家族構成や生い立ちさえもだ。
私はこんなことは誰でも普通にできる事だと思っていた、ところが
そうでもないようで、ちょっとした特殊能力だったことに近年気づ
いたのである。
調べてみると、読心術だった。
自分でも気付かぬうちに相手の裏心を読み取ってしまう、自分でも
時々怖くなる。
例えば、ある人が私に他人の悪口か仕事の愚痴を言ったとしよう、
単純に聞けばそうなのだろうが、私には悪口に聞こえない場合が
多いのだ、私の回答に意表を衝かれて面食らったり、気味悪く思わ
れたりするものだ。 だから私の場合、広く浅いという付き合いが
あまりない、困ったものだ。
ピエロのように分からぬフリでもしてろというのか・・それでもい
いか・・・
何時からこんな自分になってしまったか、素直な耳を持ちたい。
だが有利な点もある、私に対する悪口も私には激励に聞こえるから、
そういう言葉は それまで以上の力を引き出せるきっかけになる。
今までなんとか やってこれた要因でもある。